営業日記

問題が解決されれば価値のある土地

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さて、今年の忘年会も残すところあと1件。
最終週はみっちり仕事します。

昨日のご相談はまたまた変わった案件。名古屋市内の不動産。
普通の売買ではないので買い手がつくか微妙です。リスクが高く手間もかかりそうな物件は価格が著しく低くなってしまいます。個人の方にはおすすめできないのでプロである不動産業者に紹介してみましたがやはりどこも手を出せません。一社のみ大幅に安ければ検討してみてもよいという回答を得て、価格の相談をしてみましたが30万程度。30万円の不動産を仲介業者が扱うと、、、仲介料1万5000円。このような物件は売りたくても動いてくれない不動産業者が多いのではないでしょうか。当社はノルマがないので良いですが日々ノルマに追われている営業マンは積極的には取り扱ってくれないでしょう。一回現地調査に行ったら赤字ですね。それでも自分の経験になりそうな”普通じゃない案件”は受託することもあります。

ということで、相談者としばらく電話でお話しました。
そもそも買い手がつかないことを法律の根拠を説明しながら納得いただき、それでもひょっとすると薄~い確率で買ってくれる人がいるかもしれないこと、買い手がついても著しく低い金額であることを前提に、僕が想定するストーリーを2パターン提案しました。いずれの方法もなかなかハードルが高いですが難しい案件であることを認識してもらいたかったです。不動産ならなんでも売れるわけではないのです。この案件は土地自体に問題があるのではなく、その権利関係に問題があります。なので、それらをうまく処理できればれっきとした価値のある不動産として売却できるのですが。。。けっこうな長電話の末、「もし本当にこの案件を進めるならご連絡ください。そのときは詳しい説明に伺います」と伝え一旦終えました。他の不動産会社にも相談されたようですが軽くあしらわれてしまったらしく、相談ができただけでも喜んでいらっしゃいました。次に連絡があったらお受けしようと思います。

ところで、このような”問題さえ解決すれば価値のある不動産”ではなく、不動産そのものに価値の無いものもあります。郊外過疎地の物件や建物を建築できない物件など。これからは人口減少に伴って不動産の価値(立地)をよく見極めることが重要になってきます。僕が今取り扱っている県内某所の土地も、昔は栄えていた地域でしたが今となってはさびれてしまっています。先祖代々引き継いできた土地を守っていかなきゃいけないという想いもわかります。でも価値が下がっていくと予想されるエリアでそれにこだわって所有し続けても良いのでしょうか。今後は都心集約、コンパクトシティ、人口減少のキーワードをお客さんに口酸っぱく説明していくことになるでしょう。

名古屋の不動産どうなる?

「人と施設が集まる場所」に指定された地域では高層建物やマンションが立ち並び、行政サービスや公共施設も手厚くなる。生産年齢人口+観光資源+インフラの条件を満たす地域は不動産のニーズ(建築も)が高まり、そうでないところは不動産の価値が下がっていく。

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