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コンパクトシティ化と人口流出のジレンマ

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今年最後のブログになりそうです。
みなさま本年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします^^

今日は家族でのんびり名古屋栄のまちをぶらついてきました。
ちょっと遅めに起きて三越のレストランフロアで昼食。昼からビールとお蕎麦でほろ酔いのまま栄エリアを散歩してきました。

三越建替計画(構想)2029年頃?

 

三越北側の栄広場 事業者公募の結果が来年3月頃? どんな提案が採用されるか注目。有名ホテルを誘致がカギか?

 

中日ビル解体中

 

オアシス栄 バスターミナル

 

冬の風物詩 オアシス栄のスケートリンク

 

オアシス栄 真下から撮影

 

3時のおやつにティラミスパンケーキ 食べ過ぎですよね・・・

 

でらチャリ? シェアサイクルですかね。自転車に乗らないのでノーマークでしたが休日なら気軽に利用できそうです。これで街ブラしても良いかも。妻に遅めのクリスマスプレゼントを購入し、夜は回転寿司で1日をしめくくり。なぜかカニサラダ軍艦って食べたくなってしまうんです。ということでみっちりと栄の街を満喫できました。

 

さて、ちょっと酔ってますが、本年最後の記事は「コンパクトシティ化と人口流出のジレンマ」でしめくくりたいと思います。

日経の記事をご紹介です。(会員記事?)
不動産関係、建築、地主さんはぜひお読みいただきたい内容です。

参考

日経新聞 https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/compact-city/

遠いコンパクトシティー 止まらぬ居住地膨張 大阪府ひとつ分に

 

コンパクトシティ化が進んでいない

ひとことで言うと、「コンパクトシティ化が思うように進まず新たな住宅地が増えている」

このデータは非常に興味深いです。僕は日々、お客さんに”人口集約型の未来が来て、都心部と郊外の不動産格差が顕著になる”ということを意識してもらうために何度も繰り返しお話しています。ところが上記記事ではコンパクトシティは進まず、むしろ逆の動きになっているという結果になっています。いつもお客さんに説明している逆のことがおきてしまっているのです。

人口減少を見据えて、居住エリアを集約し行政サービスの集中のためにコンパクトシティを目指す。ところがコンパクトシティ化が一向に進んでいない。むしろ新たな居住エリアが生まれている。国や行政の思惑と逆に進んでいるのです。

どうやって人口を集約するか

法令で人と施設を集約させたい地域とそうでない地域の色分け(都市機能誘導区域,居住誘導区域など)は進んでいますが、誘導区域外でも建築の制限があるわけではなく、たんに届出制によって動向を把握するためなどのデータ収集の意味合いが強いようです。

将来的にコンパクトシティ化は推し進められていくとすると、このまま集約が進まない場合はなにかしらの方法で誘導・制限していかなければならないでしょう。

 


 

※注意 下記は僕の個人的な、何ら根拠のない空想です。

たとえば、本気で人口集約させようとした場合、現在の”届け出”ではなく”許可制”になり、誘導区域外では建築がが少しずつ制限されていくかもしれません。

昭和45年、人口が増加し続けていた時代に「市街化をすすめる地域」と「市街化を抑制する地域」が線引されたように、人口減少時代にも新たな色分けがされることは十分ありえる話だと思います。当時は無秩序に市街化されないように。今後は市街地,人口を集約するために。

誘導区域は自由に建築でき、誘導区域外は建築を制限することで人口の集約エリアをコントロールする、なんて未来がきたら誘導区域外の土地価格はネガティブな影響を受けることになるでしょう。現在で言うところの「市街化調整区域」のような建築が制限される地域が増えるというイメージです。

一方で、各自治体からすれば人口減は税収減であるから、都市間での人口の奪い合いに発展することもありえます。大都市であってもです。そうなると、前述の”人を集約させるために誘導区域外の建築制限を強化すること”は、居住のハードルが高まり、人口の流出につながりかねません。人口集約の推進と人口流出は表裏一体のジレンマを抱えているのかもしれません。

 


 

いずれにせよ、国全体で見たとき、人口減少時代を乗り切るためのひとつの方策としてコンパクトシティを推進するのであれば、記事のようにいまだ居住地が広範囲に広がっていることは問題です。人口減少時代のスプロール問題は引き続き注視していきたいです。(スプロール:無秩序に市街地開発して広がっていくこと)

 

固い話はこんなところにして、アニメのワンピース見ながら年末のゆったりした時間を楽しむこととします(^^)

それでは皆さん良いお年をお迎えください

 

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