不動産管理 特集

LED化工事+設備投資で電気代はどうなった?

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管理物件のエネルギーコスト削減のお手伝いをさせていただきました。
中規模の工場や事務所建物をイメージしてください。(上記の写真は参考イメージです)

エネルギーコスト削減の提案

電気料の削減の提案をメイン事業として行っているわけではありませんが、物件管理の一環として、本件建物の問題点を洗い出し、次の点を指摘させていただきました。

問題点

  • 事業所内の設備が古くなっている。最新の設備と比較し、エネルギー効率が悪い。
  • 室内電灯が従来の蛍光灯のままになっている。電気器具内部の安定器が壊れ始めてきた。台数が多く、今後故障が続くと大きな負担となる。また、ランプの交換費用、手間がかかっている。
  • 電力会社の比較,選別,切替を行っていない。

調査から提案、実施決定までのやりとりは長くなるので割愛します。(資金調達、補助金等のサポートもしました。このあたりの流れは別で特集記事としてまとめたいと思っています)

大まかに流れは次の通り。

改善工事の流れ

  • 事前調査、工事内容検討
  • 設備更新工事
  • 電灯をLED化
  • 電力会社の切り替え
  • 事後検証

事前調査と業者選定、工事着手前の事前準備に大変時間がかかりました。
設備工事については”老朽化に伴う入れ替え”が本来の目的でしたが、省エネ効果にも注目して選定。
多額の費用がかかりましたが、設備も最新のものに変わり、実施してよかったと言っていただけました。

事後検証

どれだけエネルギーコストが削減されたのか?

月ごとのエネルギーコストは従来から記録しているものなので、すぐに比較検証ができます。

実施前
実施後

気温や設備の稼働状況によって要因が変わってくるので純粋な比較とは言えないかもしれませんが、各項目ごとに検証してみます。

注意:各改善工事の完了時期がバラバラのため、あくまで参考としてください。年の半ばに完了した工事もあります。また、「実施後」の表の1月は改善前であることと、特殊な要因があったため最大需要電力(デマンド値)が高くなっています(基本料金の基準になる値)。そのため、その後の基本料金は単月でみると、むしろ前年より高くなっている月もあります。

  • 電気代総額は約8%削減 
  • 使用量は約12%削減
  • 需要電力料は約16%削減 ※来年はもっと下がりそう
  • 別途基本料割引あり

どうでしょうか。
改善工事のうち一部は年の中頃に実施したものもありますが、目に見えて削減できていますね。この他にも、数字に表れないコスト削減についても報告したいと思います。

  • 電気器具の安定器工事費削減(1台3万円~5万円)
  • 電球交換費用、手間の削減
  • 工場設備故障時の緊急対応費、修理費削減

「管理料をもっと安くして!」というオーナーさんでも、エネルギーコストには無頓着な方は多いです。

これらのサポートは無償(管理業務の一環として)で対応させていただきました。適切な管理料をいただいているからこそ時間が割けるということをご理解ください(笑)

もう1年分データがたまったら再度検証します。

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