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【働き方改革の弊害】職場環境が良くなって不動産市況が悪くなる?

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残業がなくなって働きやすくなった?
それとも残業したくてもできなくなって仕事や給与がつらくなった?

バスで企業訪問

僕の知人は大手企業に勤めていますが、働き方改革で残業をすること自体が厳しくなったそうです。
パソコンのログイン時間で勤怠を管理されているようで、規定の時間になる前にパソコンをログアウトして帰らなきゃいけないんですって。

しかも、早く会社が終わってもすぐに自宅に帰りたくないらしい。
家に帰っても居心地が悪くて、帰宅時間を遅らせるために漫画喫茶で時間をつぶすらしい。

奥さんも早く帰ってきてもらっても困る。なんて思ってたりして。

 

先日、某有名企業の工場見学に行ってきました。
僕の本業とは直接的には関係ありませんが、仕事の考え方や、モノづくりの姿勢、社員の働き方については大変勉強になりました。

最近製造業の方々と会うことが多いのですが、彼らの業界でも働き方改革の波が押し寄せてきているようです。
もちろん良い点が多く、残業を減らして働きやすい環境を提供するという点ではとっても多大な恩恵があると思います。

一方で、上記の知人のように不満を抱えている人もいるようです。

あるところから少し興味深い話が聞けました。

働き方改革で残業が禁止になった大手企業で働く方、
残業が減った分、給与も減ってしまいます。この残業代を見越して住宅ローンを組んでいたのに、給与が下がり返済が厳しくなった。
生活水準は下げられるはずもなく、銀行に対してローン返済を待ってほしいとの相談も少なくないそうです。

大手企業がある周辺にはその企業の社員が多く住んでいます。
同じような境遇の人たちが次々と自宅を売却するなんてこともありえるんじゃないでしょうか。
賃貸でも同じです。これまでより賃料の安い物件に引っ越さなければならないケースもありえるでしょう。

これに企業の業績落ち込みが加わると、一気に事情が悪化していきます。あまりネガティブなことを書いてはいけませんが、リーマンショック時の目もあてられない賃貸マーケットの記憶が蘇ってきます。

不動産価格は需給バランスと、収益性からなりたっていることを再認識しなければなりません。
高い賃料を払える人が多い→グレードの高い物件が増える→賃料総額増える→高く売れる→新築物件が建つ

この流れに顕著に反応するエリアがあります。今は好調でも、こういった「兆し」には目を光らせておかなければなりません。

 

おまけ

研修の待ち合わせ中に金山総合駅周辺の写真を撮ってきました。
このあたりは名古屋市有地が多く、再開発の計画がたくさん控えています。
駅周辺も景色が変わりますよ。特に駅北側の計画が多いため人の動きも変わってくるかもしれませんね。
アスナルの再契約が満了する2028年頃に向かって、市民会館の移転、大型商業施設の誘致、バスターミナル整備など、期待されるエリアです。

金山駅南口 駅前広場

駅の上には青空が広がっています。

金山駅南口 正面から

 

旧ボストン美術館。鳩の遊び場になってました。
次の利用者が決まらないようですね。月額賃料440万円を支払える企業は出てくるのでしょうか。

 

駅の西側から撮影

 

 

 

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