先祖から引き継いだ不動産を守る

date
2020/02/25
Tags
不動産売買
抜粋
売りたくても売れない
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空き家対策セミナーに行ってきました。空き家マイスター資格の更新講義も兼ねているため参加必須です。
先祖から引き継いだ土地を自分の代で手放すわけにはいかない。
↑相続対策や不動産の現場でよく聞くセリフです。
全国で空き家問題が叫ばれている中、皆さんの地域ではいかがでしょうか。僕は業務で空き家を扱うことがありますが空き家問題というよりも、相続した使わない家を売却したいという相談が多いです。高齢の親が住んでいたけど、子らはすでに独立しており自分の家を持っている。使い道がないから換金したいという意向です。名古屋近郊の不動産はある程度のニーズはあるために買い手が見つかりほどなくして売却が完了します。でも、本当の空き家問題って、買い手もつかず、管理も行き届かないっていう物件のことではないでしょうか。
現在相談を受けている困った空き家は愛知県内に2件。相続関係の相談から派生した案件と、元々住んでいたけど引っ越して不要になった案件。いずれの物件も少々難あり物件です。立地もさることながら、法規制や形状など、なかなか個人の方には手の出しにくい物件です。これらは所有者が”売却する”と決めたケースです。
一方で、「先祖から引き継いできた土地だから、自分の代で手放すわけにはいかない。」と考える方もいらっしゃいます。
親の代が保有していた不動産が”価値のある不動産”とは限りません。自分の代、そして次の代に引き継いでいくことを使命のように考えている方もいらっしゃいますが、保有にこだわっていると思わぬリスクを背負うこともあります。今後はさらなる少子化・人口減少が進んでいき、孫やひ孫の代になってから”手放したくても手放せない”状況になることもありえます。郊外に所有している土地を売却して都心部に買い替える。これも先祖から引き継いだ財産を守っていくための術ではないでしょうか。

空き家問題を放置(先送り)することによるリスク

・税負担使っていない建物でも固定資産税・都市計画税はかかります。
・維持管理費用老朽化に伴って瓦や外壁材が崩れ落ちては危険です。これらの修繕や、維持管理、除草などに手間も費用もかかります。
・工作物責任壁や屋根が崩れ落ちて通行人にけがをさせてしまった場合や損害が生じた場合は所有者の責任となります。コンクリート塀が倒れて通学途中の児童が死亡するという痛ましいニュースも記憶に新しいところです。
・建物老朽化による陳腐化老朽化は不動産価値を低下させます。維持管理ができずに建物も老朽化していけば、不動産価値も下がります。いつか売るならお早めに。
・更地並課税特定空き家に指定されると固定資産税が6倍になるケースもあります。
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次の世代をまもるためにも空き家対策を真剣に考えてみてください。
空き家予備軍にも注意です。親が亡くなったら空き家になる。こういった状況が先にわかっていれば事前にしておく対策もあります。問題が顕在化してから考えるよりも事前に対策しておくことで有利に事が進むというのは相続対策に似たところがありますね。
自宅と土地を売却し、そのまま住み続けて売却代金は老後資金に充てる。なんて方法も可能です。
空き家でお困りの方は、対応を先延ばしにするのではなく早めに対応するようにしてください。自治体でも無料相談会や補助金などを用意している場合がありますので積極的に活用してください。
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資格をいくつも保有していると更新講習だけでも大変です。1日つぶれてしまいますからね。。学びの多い講習なら良いのですが中にはたいくつな講義もあるんですよ。
 
でも今日ははからずも(空き家関係ないのに)アメリカの最新不動産事情の話を聞けて大変勉強になりました。
実際にアメリカで不動産の仕事をしている方のムービーによる講習でしたが、世界の最先端の事情を知ることができました。
アメリカの不動産事情についてはあらためて記事にしたいと思います。
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不動産テック企業の頭文字をつなげて、GAFAならぬZORC(ゾーク)