不動産仲介 営業日記

接道義務 いま売っておかなきゃ将来誰も買いませんよ

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なかなかヘヴィーな相談にのってきました。
これまた遠方の方のご相談で、最近は長距離移動がほんとに多いです。

ある土地を購入しようとしている方からの相談。
購入予定の土地の隣地も買いたいので所有者にかけあってほしいとのこと。

実は隣地所有者は以前から売却しても良いと言っていた方なので、おそらく話は聞いてもらえると思います。

売却の交渉にいくにも土地の状況を把握しておかなければなりません。
早速相談を終えたあとに現地の調査に行ってきました。

 

第一印象:この土地は売れない

単独では誰も買わない土地でしょう。
前面の道路から奥まったところにあって、細い私道を通っていく必要があります。
建物を再建築する場合は道路に2メートル以上接していなければなりませんが、あきらかに2メートルありません。

2メートルとは車1台が通れる幅とイメージするとわかりやすいですよね。
車が無い時代のお宅でしょうか。現況のお宅にも駐車場はもちろんありませんでした。

 

この土地を購入しても建替えができません。
建物が建たない土地は格安でないと買い手が現れません。
なので、隣地を買おうとしている前述の方に買ってもらうのが一番です。
それでも相場よりは安くなっちゃうと思いますが。

近日中に所有者にあたってみようと思いますが、事情を説明すれば「売ったほうが良い」ことがわかってもらえるでしょう。

この案件は他にもクリアしなければならない問題があって「全て解決すること」が土地購入の絶対条件になるため、気が抜けません。

囲繞地通行権、接道義務、共有物売却、開発行為、セットバックなどなど、
売主、買主ほか関係者全員に理解してもらったうえで取引を進めたいものです。

地域のおいしいものを食べて帰りたかったけど、タイムアップ。
何度も来ることになりそうなのでまたの機会に。

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